東京パフォーマンスドールは、シングル曲以外にも多くの魅力的な名曲をリリースしています。特に「ダンスサミット」ライブで披露された楽曲には、ファンにとって特別な思い入れがあるかもしれません。
パフォーマンスドールのリスナーに愛される楽曲がある一方で、制作側で特に人気のある曲が存在することをご存じでしょうか。これらは人気というよりは、不自然に取り上げられる「なぜこの曲?」と思わせるような楽曲です。
ここでは、ベスト盤やリミックス盤に収録されている「シングル収録以外(C/W含む)」の楽曲で、フロントメンバー7名による東京パフォーマンスドール名義の曲の収録回数を見ていきましょう。これには新生東京パフォーマンスドールのリアレンジバージョンも含まれます。
1回のみ採用収録
アルバムに収録後いずれかのベスト盤に1回収録
- Vol.7|SEVEN BOWS ~休日の虹たち~
- ゴールデン☆ベスト
- Vol.6|MAKE IT TRUE
- ゴールデン☆ベスト
- 初収録|シェリーに口づけ
- ゴールデン☆ベスト
- Vol.5|ありがとう
- TPD COLLECTION
- 初収録|ショウほど素敵な商売はない
- ゴールデン☆ベスト
2回採用収録
ベスト盤に複数回、もしくは新生東京パフォーマンスドールの-Rearranged ver.-として採用され収録
- Vol.3|FAME
- ゴールデン☆ベスト
- 20 BEATS 20 TALES
- Vol.4|Can't Stop the Music
- ゴールデン☆ベスト
- 20 BEATS 20 TALES
- Vol.10|ロコモーション
- TPDCOLLECTION
- ゴールデン☆ベスト
木原さとみのシングル「ブギウギ・ダンシング・シューズ」のC/Wにロコモーションが収録されていますが、"初代東京パフォーマンス・ドール"名義のためVol.10以降に収録されているバージョンとは別トラック扱いとしました
◯回採用されている以外!?な楽曲
1993年6月23日にリリースされた東京パフォーマンスドールの6thアルバム「MAKE IT TRUE ~Cha-DANCE PARTY Vol.6」に収録されている『BE BOEN』
作詞・作曲は篠原涼子・原宿ジェンヌ・UL-SAYSにも楽曲を提供されている羽田一郎氏-松井五郎氏のペア。松井五郎氏は「CATCH!!」の作詞も担当されてますね。
このBE BORNが収録されているベスト盤は2024年現在ありません!!
ではどこに収録されているかというと…
- THE REMIX
- WANNA DANCE?
- DREAMIN'
- 20 BEATS 20 TALES
と4作品に収録されています。「THE REMIX」にはMSTことタシロタカヒロ氏がリミックスしたトラックが収録。
「WANNA DANCE?」は川村知砂がパフォーマンスドール卒業後の1997年にリリースしたアルバム。 Thanx for your future~For all dreams from “in Voice”というパフォーマンスドール時代の楽曲をメドレーで歌っているもの。編曲をin Voiceが担当。
メンバーを一新し2013年に「東京パフォーマンスドール」として活動をはじめた通称新生東京パフォーマンスドールのシングル『DREAMIN'』にリアレンジバージョンとして収録。編曲を担当したのは江口亮と柳野裕孝。
2020年、東京パフォーマンスドールデビュー30周年記念盤「20 BEATS 20 TALES」に『BE BORN -30th Anniversary Mix-』として収録。このアルバムはファンのリクエスト投票をもとに選曲されたそうだがどうにも胡散臭い。
『アルバム「MAKE IT TRUE」に収められた『BE BORN』は、ノンストップの流れを重視した作りで、単独ではその魅力が十分に伝わらないかもしれません。しかし、アルバムの一部として聴くことで、その真価が発揮されるのです。
なによりもベスト盤に収録されていないことから単体として聴くことができないのが現状です。できれば単体でも楽しむことができるアレンジでベスト盤に収録してみてほしいところです。